久し振りに豚肉のピカタが食べたくなりました。
ピカタって、もともとはイタリア料理(piccata)が元らしいですが、例によって各国で独特の変化を遂げているようで…
日本でピカタというと、下味を付けた豚肉などに小麦粉を振り、溶き卵をからませてソテーしたものが一般的だと思います。
チーズたっぷり「ポークピカタ」を作る
今回は薄切りの豚ロース肉を使ってポークピカタを作ります。
豚ロース肉は丁寧に筋切りをしておくと、きれいに焼けて食べやすくなります。塩コショウとコンソメで下味を付けて小麦粉を振っておき、別途粉チーズをたっぷり入れた溶き卵を用意します。
余分な小麦粉を落とした豚肉を溶き卵にくぐらせて…
フライパンで焼きます。
きれいに焼けました。
チーズたっぷり「ポークピカタ」を食べる
それでは、いただきます。薄い豚ロース肉ですが、ひとり6枚はちょっと多めでした。
下味がしっかり付いている豚肉は、このままでもご飯が進みます。
卵とチーズの風味が抜群!
マヨネーズを付けてもおいしいです。
ついでにちくわのピカタ
ちくわが余っていたので、半分に切って同じようにピカタにしてみました。
これも味付けは塩コショウとコンソメです。
これはビールのお供にピッタリ!
おしまい
以上、久し振りに作った「ポークピカタ」の話でした。
ちなみに日本独特な洋食であるピカタは、横浜のホテルニューグランド初代総料理長サリー・ワイル氏が考案した「チキンピカタ」が最初だったそうです。サリー・ワイル氏は他にも「ナポリタン」や「ドリア」といった日本の定番洋食を生み出したことでも知られています。