先日ドコモから発表された新しい料金プラン「ahamo」が安すぎると話題になっています。
4G/5G対応で、20GBが2,980円! (本記事では全て税抜き価格で表示します)
なるほど、これは安いですね。しかも、1プランのみとシンプルなのがいい。
通話も、国内通話は5分以内はかけ放題!
5分を超過したら20円/30秒というのは標準的ですが、月額1,000円の国内通話かけ放題オプションもあります。
そして筆者が驚いたのが、20GBの範囲内で海外でもデータ通信が追加料金なしで利用できるということです。
これで海外に行くときに現地SIMやWiFiルーターを準備する必要がなくるではありませんか!羨ましい!
でもですよ、筆者は月に20GBも使ったことないし、特に今はいわゆるライトユーザーなんです…
IIJmioと比べると
現在、筆者とカミさんのスマホ回線は、IIJmioのファミリーシェアプランを利用しています。
音声通話SIM2枚とデータ専用SIM1枚で月間12GBをシェアする契約で、月額3,960円です。
ahamoはシェアできないので、夫婦で使おうとするとそれぞれ別に20GBの契約になります。
そんなにいらんがな!
IIJmio vs ahamo(通話料)
IIJmioの通話料は30秒20円ですが、みおふぉんダイアルというプレフィックスサービスを利用すると30秒10円になります。
プレフィックスサービスはIP電話ではありませんので音質は変わりませんが、フリーダイヤル、ナビダイヤル、110番などへは発信できません。発信可能な国が限られますが国際電話にも利用できます。
みおふぉんダイアルはIIJmio専用ですが、同じプレフィックスサービスの「楽天でんわ」を使えば、ドコモなどでも似たようなことが実現できます。
なお、IIJmioの同一契約内の通話は20%オフ(30秒16円、みおふぉんダイアルだと30秒8円)になります。
ドコモだと「ファミリー割引」があり、家族内の国内通話料が24時間無料になりますが、ahamoではこの割引はなさそうです。
要するにファミリー向きではないってことね…
IIJmio vs ahamo(パケット超過時速度)
IIJmioでは、契約したパケット量を越えた場合は、最大200kbpsの速度になります。
ahamoのパケット超過時は、ドコモのギガホと同じ最大1Mbpsと結構早いですね。
1Mbps出れば軽いWebの閲覧くらいは問題なさそう…
IIJmio vs ahamo(パケット繰り越し)
IIJmioでは、毎月のパケット容量の未使用部分は翌月に繰り越されます。
ドコモのギガホ・ギガライトではパケットの繰り越しがありませんが、ahamoではその辺がはっきりしていません。
ちなみに最近では外で利用する機会が少ないので、IIJmioのデータ容量が盛大に余っています。
先月分の12GBがまるまる繰り越されているので、毎月24GBが使える状況なのですが、夫婦で数GBしか使わない状況が続いています。
もったいない!
まとめ
携帯各社は、否応なく来年3月スタートのahamoに対抗して値下げしてくると思われます。
そしてこの流れは、大容量プランだけでなく、ライトユーザー向けのプランにも波及してくることは間違いないと思いたい。
筆者としては、現時点で使い切れないパケットの契約を早く見直したい気持ちも強いのですが…
将来的に5G対応は必須ですが、格安SIM各社の対応がどうなるかも不透明です。
MNP手数料も来年くらいには無料になりそうだし、見直しはもうすこし状況を見てからの方がよさそうです。
菅さん、がんばって!