Googleから大ショックなお知らせが来ました!
皆さんのところにも届いていると思いますが!!
なんと、Googleフォトの容量無制限バックアップが2021年5月末で終了ですと!
使っていない人はいないくらいの鉄板サービスだと思うので、影響は計り知れませんね。
メッセージには、既に4兆以上の写真・動画が保存され、更に毎週280億が新たに追加されているとあります。
ちょっと想像が付かないボリュームですが、確かにこのサービスを無料で続けるのは限界だったのでしょうか。
Googleフォトの容量見積もり
ユーザーとしては受け入れるしかありませんが、そうなると今後のクラウドストレージの使い方をどうするか、決めなければなりません。
そもそも、これまでは容量無制限だっただけに気にしていませんでしたが、自分はGoogleフォトにどのくらいの容量を入れているのか確認したいところです。
しかし、Googleフォトの容量無制限バックアップで使用している容量を把握する方法は提供されていないようです。
2021年5月末までに保存されたバックアップは継続してアクセス可能ということなので、気にしなくていいよ、ということなのでしょうか。
筆者はデジカメで撮った写真も大事なものはGoogleフォトにバックアップしていますが、ローカルディスク上でのボリュームを計算すると100GB程度でした。最も古いデジカメ写真が1997年のものでしたので、平均すると年間5GB弱と、意外に少なめですね。
但し近年はスマホで撮る写真・動画が多く、それらは直接Googleフォトにバックアップしているので、もはやこの数字は当てにならないかも知れません。
一応Googleフォトのサイトでは、これまでの使用状況に基づいて、保存容量の上限に達するまでの予測期間を確認することができます。
https://photos.google.com/storage
これによると、筆者のアカウントではあと3年で15GBを使い果たすと予想されていました。
この予測でも年間約5GBということなので、そんなに外れてはいないような気もします…
Googleフォトからの移行先候補
2021年6月以降、無料の15GBを使い切ったらGoogle Oneの有料サービスを契約するか、あるいは他のサービスに乗り換えるか、決断しなければなりません。
ということで、Googleフォトからの移行先として、筆者が今使っているクラウドストレージを中心に比較してみました。
Google Oneのプラン
Google Oneのプランは以下の通りです。ファミリーメンバー5名まで共有できます。
容量 | 月払い | 年払い | 備考 |
---|---|---|---|
100GB | 250円 | 2,500円 | |
200GB | 380円 | 3,800円 | |
2TB | 1,300円 | 13,000円 |
価格は標準的というか、iCloudを意識した値付けにも見えます。
Dropboxのプラン
筆者が使ったクラウドストレージはDropboxが一番最初でした。今でも使い勝手は一番いいと思いますが、いまだに無料の2GBの範囲内で使っています。
容量 | 月払い | 年払い | 備考 |
---|---|---|---|
2TB | 1,500円 | 14,400円 | Plus |
2TB | 2,500円 | 24,000円 | Family(6名まで) |
家族で共有する場合は高めの価格設定になります。
iCloudのプラン
AppleのiCloudはAppleデバイスを使う上でほぼ必須なので使っていますが、こちらも無料の5GBの範囲内です。
容量 | 月払い | 年払い | 備考 |
---|---|---|---|
50GB | 130円 | ||
200GB | 400円 | 6名までファミリー共有可 | |
2TB | 1,300円 | 6名までファミリー共有可 |
iCloudは、Appleデバイスオンリーの環境ならいいのですが、Windowsなどとの連携がしにくいような気がします。
OneDriveのプラン
MicrosoftのOneDriveは、Windows PC間の共有ストレージとして、つい最近まで無料の5GBの範囲内で使っていました。
容量 | 月払い | 年払い | 備考 |
---|---|---|---|
100GB | 224円 | ||
1TB | 1,284円 | 12,984円 | Microsoft 365 Personal |
最近Microsoft 365 Personalを契約したので、1TBの容量が使えるようになったのですが、Microsoft 365 Personalをいつまで使い続けるか分からないので、1TBの使い方は慎重になっています。
Amazonのプラン
筆者はAmazonプライムを契約しているので、プライム会員向けの無制限フォトストレージAmazon Photosが使えます。こちらはGoogleフォトと異なり写真データに圧縮がかからないメリットがあるのですが、動画が無制限の対象外なので、いままではほとんど使っていませんでした。
動画のアップロードは5GBまでは無料ですが、それ以上は別途有料オプション契約が必要になります。なおファミリーメンバーは5名まで追加して共有できます。
容量 | 月払い | 年払い | 備考 |
---|---|---|---|
100GB | 250円 | 2,490円 | |
1TB | 1,300円 | 13,800円 | |
2TB | 2,600円 | 27,600円 |
1TB以上の容量だと、他のサービスと比べて価格が高めになっています。
結論はまだ早い
Amazonプライムは今後も継続するであろうことを考えると、Googleフォトから移行するとしたら、写真についてはAmazon Photosが第一候補でしょうか。
その場合、動画は別管理となりますが、100GBの契約で当面なんとかなるような気がします。
Google Oneの100GBと料金は同じですが、Amazonは写真の容量はカウントされないので有利です。但しそれ以上の容量が必要になると、Google OneやiCloudの方が今のところ安価です。
いずれにしてもGoogleフォトの容量無制限バックアップが終了するまでには、まだ少し時間があるので、もう少し検討が必要です。
結論を出すのは早いな…
まとめ
今回のGoogleの発表を受けて、クラウドストレージを提供する各社もプランを見直してくる可能性があるので、しばらく様子を見たほうがよさそうですね。
但し、いずれ契約の見直しをしなければならないのは確実なので、今のうちにストレージの使い方の整理をしておく必要がありそうです。