先月、タイトルにある通り、筆者とカミさんの携帯回線をIIJmioからイオンモバイル&楽天モバイルに乗り換えました。
今回はその理由と経緯について書きたいと思います。
今までのIIJmioの契約と利用状況について
元々ドコモからIIJmioに乗り換えたときは「ファミリーシェアプラン」という12GBをSIM数枚でシェアする契約で、夫婦で音声SIM2枚とデータSIM2枚を利用していました。料金は通話を除いて4千円台でしたが、最近では夫婦で3GB前後しかデータ量を使わないため、見直しを考えていました。
IIJmioは2021年4月に料金体系が大幅に見直され、全体的に値下げされたもののシェアプランがなくなりました。新しい「ギガプラン」ではデータSIMと音声SIMの価格が110円しか違わず、データSIMのお得感がなかったため、契約は2GB音声SIM2枚だけに変更しました。
その結果、料金は半分以下(基本料金1,716円)になりましたが、当然ながら外出時にiPad miniやSurface GOをネットに繋ぐときはテザリングを使うことになりました。
せっかくセルラーモデルにしたタブレットやモバイルPCがもったいないのですが、最近は外出での使用自体が減っているので当面はよしとしていました。いずれコロナ禍が終わり、外出や旅行に行く機会が増えたときは、シェアプランのあるイオンモバイルに移行することを考えていました。
イオンモバイルへの移行について
イオンモバイルはIIJをイネーブラー(MVNE)として利用しているので、以前からサービス体系が似ているのですが、IIJmioでは廃止されてしまったシェアプランが現在も継続提供されています。
また全国のイオンに店舗窓口があるので、対面でのサービスはもちろん、店舗窓口に出向けば契約名義の変更が可能なことが、意外に重要なボイントだと感じています。(名義変更が可能なMVNOは珍しい)
イオンモバイルは他のMVNOに歩調を合わせ、2021年4月に値下げを実施していましたが、2021年10月に第二弾の値下げに踏み切りました。これにより、4GBのシェアプランを音声SIM2枚+データSIM2枚で使用して1,958円となりました。
今のIIJmioギガプランの料金に242円の上乗せでデータSIM2枚を追加できるということなので、そろそろイオンモバイルへ乗り換えてもいいかな、という気になりました。
またIIJmioと同様、標準電話アプリからの発信でも国内音声通話料金が半額(30秒11円)になったことも大きいと思います。
楽天モバイルへの移行について
ところで、筆者はこのところ月1GBも使っていないことに気づいていたので、楽天モバイルにも興味がありました。
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」は、データ1GBまでなら0円で、それ以降は段階的に3GBまでが1,078円、20GBまでが2,178円、20GB以降はどれだけ使っても3,278円となっています。しかも国内通話に関しては、専用アプリ(Rakuten Link)を使えば無料でかけ放題(例外通話あり)になります。
但しパートナー回線を利用する場合は、高速通信は国内5GBまでで、それ以降は1Mbpsの速度になってしまいます。1GB550円でデータチャージが可能ですが、筆者の場合はそこまで必要ないと考えています。(月1GB以内に抑えるつもりなので…)
また、海外でもパートナー回線を使ったデータ通信が利用可能(国内とは別に高速通信は2GBまで)で、1GB500円でデータチャージも可能なので、別途海外SIMを調達するよりも手軽なのがいいですね。
もちろん、楽天モバイルには通信エリアや電波の問題があることは分かっていますが、iPhoneが正式に楽天モバイルに対応したこともあり、一度使ってみたいと考えていました。
ということで、この機会に思い切って筆者の回線だけ楽天モバイルに移ることにしました。
ここまでのまとめ
以上、筆者とカミさんの携帯回線をIIJmioからイオンモバイル&楽天モバイルに乗り換えするに至った経緯でした。
IIJmioの基本料金も非常に低価格に抑えられており、データ量の追加も1GB220円ととても安くお勧めのMVNOのひとつです。でも複数枚のデータSIMも合わせて使いたい場合は、他にも魅力的なプランがあります。
今回の変更により、イオンモバイル4GBシェアプランは音声SIM1枚+データSIM2枚で使用して1,738円、楽天モバイルは1GB以内に押さえて0円とすると、IIJmioの2GB音声SIM2枚からわずか22円上乗せすることでデータSIM2枚を追加できるようになります。(しかも筆者の国内通話はかけ放題!)
今回はここまでとし、実際に乗り換えした経緯と感想は次回書こうと思います。