「とうめし」とは、甘辛く煮込んだ豆腐をご飯の上にのせた丼のことで、日本橋のおでんの名店「お多幸」本店の名物料理らしいです。
筆者は食べたことありませんが、ネットの写真を見ておいしそうなので作ってみました。
「とうめし」を作る
豆腐は煮込んだときにつゆを良く吸うように、あらかじめ水切りをしておきます。
おいしさの決め手となる煮込みつゆですが、めんつゆ(3倍濃縮200ml)、水(400ml)、みりん(50ml)、和風だし(8g)を混ぜ合わせ、味見をしながら甘口醤油とアガベシロップを少々加えて味を整えました。
水切りをした豆腐を、崩さないよう気をつけながら、つゆを入れた鍋に沈めます。
鍋の大きさにもよりますが、豆腐の表面が少し出てしまったので、キッチンペーパーの落し蓋をして煮込みました。
最弱火で15分ほど煮込んだら、火を消してさらに染み込ませます。筆者は前日夜に仕込んで冷蔵庫に保管しておき、翌日食べました。
豆腐をどんぶりご飯に乗せるときも、崩さないように慎重に…
「とうめし」を食べる
薬味の刻んだねぎと七味唐辛子を乗せて、「とうめし」を頂きます。
12時間以上つゆに漬けてあったので、結構豆腐の奥の方まで味が染み込んでいます。
食べ方は自由ですが、筆者は豆腐を崩してご飯と一緒に食べるのが好きです。
つゆが甘辛くておいしいね!
つゆの染みたご飯だけでもイケちゃいます。
うん、これはウマイ!
おしまい
以上、前から食べてみたかった「とうめし」を作った話でした。
筆者は冷奴を崩してご飯に掛けて食べるのが好きなので、「とうめし」も絶対おいしいと思いました。
想像以上のおいしさでしたが、決め手はやはり甘辛いつゆにあります。
ちなみに今回煮込みに使ったつゆは、後で、大根、人参、じゃがいもを煮込むのにも使い回しました。