この度、格安のキャプチャーボードを購入し、パソコンでのテレビ/ビデオ視聴環境が実現できたので紹介します。
パソコンでテレビ/ビデオを視聴したい
筆者のパソコン部屋にはデスクトップPC・PCモニタとテレビ・HDDレコーダがあり、パソコンを使いながらテレビ/ビデオを見ることが出来ました。
しかし、テレビをNintendo Switch/リングフィットアドベンチャー専用にするため別の部屋に移したため、デスクトップPCのPCモニタにHDDレコーダをつないでテレビ/ビデオを見ることになりました。このため、パソコンとテレビ/ビデオを同時に使うことができなくなってしまいました。
そこで、デスクトップPCにキャプチャーボードを接続し、パソコン上でテレビ/ビデオ画面を表示させることを考えました。
キャプチャーボードとは、テレビ/ビデオ/ゲーム機などの映像・音声をパソコンに取り込むための周辺機器のことです。
高いものは数万円しますが、高機能は必要ないので、アマゾンで2,000円ちょっとで売っていたChilisonというブランドの「HDMI キャプチャーボード」を購入しました。
Chilisonの「HDMI キャプチャーボード」
送られてきたChilisonの「HDMI キャプチャーボード」は、コストを掛けない簡易的なパッケージに入っていて好感が持てるものでした。
もちろんMADE IN CHINAです。
パッケージに入っていたのは、製品本体と小さな説明書1枚だけです。ドライバーやソフトも付属していませんが、オープンソフトの「OBS studio」を使った使用例の説明が載っていました。
本体にはHDMI(メス)端子があり、一方はUSB Type-A(オス)端子がついた短いケーブルになっています。
Chilisonの「HDMI キャプチャーボード」を設置
筆者のデスクトップPCはWindows10ですが、Chilisonの「HDMI キャプチャーボード」は特別なドライバーなど必要なく、USBポートに刺すだけですんなり認識してくれました。
HDMI入力映像は、フリーソフトの「VLC media player」で入力に「USB Video」を選択することで見ることが出来ましたが、Windows10標準ソフトの「カメラ」の方が操作がシンプルで映像も綺麗でした。
音声入力はモノラルになりますが、「デジタル オーディオ インターフェィス(USB Digital Audio)」を選択し、音量ミキサーを使って個別に音量調節することができます。
これでまたPCを使いながらテレビ/ビデオを見ることができるようになりました。
まとめ
以上、Chilisonの「HDMI キャプチャーボード」を使って、パソコンでテレビを写す環境を手に入れた話でした。
アマゾンで検索すると、Chilison以外にも中国製の格安キャプチャーボードがいくつかヒットします。
ゲームのビデオ配信などをしたい場合はもっと高機能なキャプチャーボードが必要だと思いますが、取り敢えずPC画面内でテレビを見たいだけなら、非常に安価で手軽なのでオススメです。
もちろん、テレビをつけながらのPC操作は、集中力が削がれるので良し悪しですが、テレビが別にあるよりはマシのような気もします…