sora’s おいしいノート

(当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています)

2019石垣島旅行4日目(最終日):竹富島ツアーと星空ツアー

石垣島の旅も明日朝には羽田に戻らなければなりません。石垣島に来る人が必ずと言っていいほど訪れる竹富島ですが、天候の都合で今日までお預けになっていました。
そしてそもそもこの旅を思い立った目的である「満天の星空を見たい!」もまだ叶えていません。これについては、事前の天気予報が悪すぎたので最初はあきらめていたのですが、台風27号が石垣島をかすめてくれたお陰で雲が一掃され、日程変更した今夜の星空ツアーに希望が出てきました。

竹富島ツアー

当初、竹富島は自分達のペースでゆっくり廻るつもりでツアーは予約していなかったのですが、レンタカー屋さんで頂いた割引券が使えたこともあり、竹富島往復・水牛車観光・レンタサイクルがセットになったツアーを前日に申し込んでいました。レンタサイクルを借りてからはフリーなので、このセットはお勧めです。

竹富島の水牛車観光

竹富島に着くと、左手に観光会社のマイクロバスが何台か待っています。予約なしで参加できるものもありますが、やはり予約してあると安心だし、初めてでも戸惑うこともなくスムーズにことが運びます。

島の集落にある観光会社の事務所までバスで行き、そこで受付をすると、すぐに水牛車で集落内の観光が始まります。

この水牛車は由布島の水牛車より大型の四輪で乗車定員も多いので、水牛さんは大変。集落の道は狭くて角をまわるのもギリギリですが、水牛さんはちゃんと内輪差を考えて大回りしてくれます。ホント賢いですよね。

こちらの御者さんも話が上手だし、途中で三線を取り出し沖縄民謡も唄って頂け、水牛車に揺られ、赤い瓦屋根に乗ったシーサーなどを眺めながら、思いっきり沖縄情緒に浸ることができます。

竹富島のレンタサイクル

観光会社の事務所に戻ってきたら、次はレンタサイクルの受付をします。空いていれば電動自転車に変更することも可能です。筆者達は差額1台千円で電動自転車に変更して頂きました。
ちなみに竹富島の水牛車観光を扱っている会社は竹富観光センターと新田観光の二社だけ。レンタサイクルの会社はいくつかありますが、この二社でもレンタサイクルは可能です。但し新田観光の方では電動自転車の扱いはないようです。

集落内は道が砂で覆われているので自転車では走りにくいので注意が必要。慣れれば大丈夫ですが、電動補助付きだとかなり楽です。島の周りを回る周回道路は舗装されていて車もほとんど走ってなく、ほとんど坂もないので電動補助なしでも快適に回れると思います。

定番の「西の桟橋」「コンドイ浜」「カイジ浜」を回りましたが、中でも「コンドイ浜」は素晴らしかったです。人が少ない時期ということもあって、絶景を存分に楽しむことができました。

竹富島の昼食は「かにふ」で

昼食は島で一番大きい食事処という「かにふ」で頂きました。
今回の旅で食べた沖縄そばの中では、ここのそばが一番美味しかったように思います。

グラスボートを追加

レンタサイクルを返却した後、まだ時間が早かったので、石垣島へ戻る前にグラスボートに乗ることにしました。受付で申し込むと、専用のバスでグラスボード乗り場まで送ってくれます。グラスボード乗り場は竹富港にあるので石垣島へ戻るのにも便利です。

今回のグラスボートは、川平湾のときと違って天気が良かったのですが、参加者が我々だけの貸し切りでした。こちらでもカクレクマノミの他、泡が立ち上る海底温泉などが確認でき、ポイントでエサをまいてくれたので多くの魚が観察できて中々良かったです。

夕食はちょっと豪華に「焼肉やまもと」で石垣牛を堪能

石垣島最後の夕食は、随分前から予約していた「焼肉やまもと」で石垣牛の焼肉を頂きました。柔らかくて最高でしたが、この後、星空ツアーが控えていたので、アルコールは控えてノンアルコールビールでがまんしました。

「流れ星の丘」星空ツアー

予約していたのは「流れ星の丘」の星空ツアー。19時に離島ターミナルの郵便ボスト近辺に集合ということでしたが、すこし前に到着したにもかかわらず、皆さん既に送迎バスに乗り込んでおられました。

会場はバスで45分ほど、島の北に突き出た平久保半島の西側にあるプラスベートスペースです。現地にはトイレがないので、到着前にトイレ休憩があります。
現地に着きバスを降りると、真っ暗闇の中、スタッフの懐中電灯を頼りに受付を済ませ、席へ案内されます。通常はリクライニングシートですが、我々はハンモックオプションを選んでいました。暗い場所でのハンモックは、うまく乗らないと足を引っかけて危険なので注意が必要です。もちろん横になってしまえば快適なのでお勧めです。

席に案内される途中、ふと視線を上げた途端、満天の星空に天の川が目に飛び込んできて、かみさん共々思わず「うわっ」と声が出てしまいました。大げさでなく、写真でしかみたことが無い、満天の星空が広がっていました。

時間とともに少し雲が出てきたりしましたが、レーザー光線を使った星空ガイドが進む中、グループ毎にオプションの記念撮影に呼ばれます。少し離れた場所に立ち、20秒静止するよう言われます。撮影結果はすぐにカメラの液晶で確認させてもらえますが、小さな液晶でもはっきり天の川が確認でき、感激しました。リアル天の川をバックに記念写真が撮れるとは思ってもいませんでした。もし天気が良ければ、この撮影オプションはイチオシのお勧めです。

ひととき三線の演奏と唄をバックに贅沢な星空浴の時間を過ごした後、帰路に着きました。旅行前には絶望的な天気予報だったこともあり、本当に奇跡としか思えないような最後の夜でした。

旅行を終えて

今回の石垣島旅行は、羽田前泊を除き4泊5日という少しだけ余裕のある日程で望みました。そのお陰で天気の状況に応じて予定を変更することができ、最終日に延期した星空ツアーの奇跡も含め、大満足の旅行となりました。

筆者の長年の夢だった降るような星空体験を今回達成してしまったので、現在目標ロスのような状態にありますが、ゆっくり次の目標を見付けることからまた始めようと思います。