sora’s おいしいノート

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ETC利用者の高速料金値下げ決定!

相変わらずのゴタゴタ国会の末、ようやく第2次補正予算の関連法案が衆院の再可決で成立し、定額給付金とともに高速道路の通行料金値下げが実施されることになった。
高速料金の割引はETC利用が前提だが、国土交通省が1月に発表していた案(国土交通省ホームページ:高速道路の有効活用・機能強化について)によると、
(1)地方部で、平日全時間帯を3割引
(2)地方部で、乗用車は、土日祝日、終日5割引で上限料金1,000円
※本四高速走行分、1,000円上限
※アクアライン走行分、1,000円上限
(3)大都市圏で、乗用車は、土日祝日、
・首都高速、阪神高速は終日500円
※首都高は日曜祝日
・大都市近郊区間は昼間3割引

ということらしい。実施に当たっては多少修正されるかも知れないが、大枠はこんなもんだろう。
ウチは横浜だが、カミサンの実家は兵庫県にある。自動車で往復すると、高速料金だけで片道(深夜割引を使わずに)11,550円掛かっているのだが、今回の値下げが実施されるとどうなるのか、土日祝日利用を前提に計算してみた。
横浜青葉ICから東名に乗って、名神を経由して吹田ICから中国自動車道に入り、滝野社ICで降りるというのが経路だ。
まず、東名は東京ICから厚木ICまでが大都市近郊区間に当たるので、ここは3割引となり、850円が600円かな。
厚木ICから先は名神の大津ICまでずっと地方部なので、1,000円でいいのか。
大津ICから中国自動車道の西宮北ICまでは大都市近郊区間なので、ここはまた3割引で、2,300円が1,610円。
西宮北ICから先はまた地方部なので、上限の1,000円に含まれる。
ということで、合計3,210円、今までの3割弱の通行料金で行けることになる。
なるほど、これは結構ドライブで遠出しちゃう気になるかも知れない。ETC新規加入への助成金も始まるので、ETCへの加入は雪崩をうったようになるか・・・まあ既にETC利用率は8割に近づいているようだが。
なんにしても、これで日本の景気回復のきっかけになることを祈らずにはいられない。
自民党も民主党も、解散総選挙のことを考えると思うように動けないのかも知れないが、景気対策はタイミングとスピードが大事だ。我々庶民には政党間のエゴに付き合う余裕はすでにない。少なくともこれからは、我々の方を向いた行動を取らない政党に明日はないと思って欲しい。