sora’s 早起きノート

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9月12日「宇宙の日」毛利衛さんが日本人として2番目に宇宙に行った日

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9月12日は「宇宙の日」です。

毎年、この前後から10月上旬の「国際宇宙週間」にかけては、様々な宇宙関係のイベントが開催されます。

「宇宙の日」と「国際宇宙週間」

1992年を「国際宇宙年」とし、宇宙分野の国際協力を促進するための活動を推進することが、米国の提唱のもと国連総会で決まりました。

これを記念して、当時の科学技術庁(現・文部科学省)と宇宙科学研究所(現・宇宙航空研究開発機構=JAXA)が制定したのが「宇宙の日」で、公募の結果、毛利衛さんが日本人として初めてスペースシャトルで宇宙へ飛び立った日にちなんで9月12日としました。

毎年、「宇宙の日」の前後には宇宙をもっと身近な感じてもらうためのイベントなどが開催されており、JAXAでは、全国の小中学生を対象とした作文絵画コンテストを行っています。

また、毎年10月4日から10日までの1週間は、世界宇宙週間(World Space Week)です。

これは宇宙空間の探査と平和的利用の国際協力を推進するために国連が定めた国際週間になります。

10月4日というのは、1957年に世界初の人工衛星「スプートニク1号」がソ連から打ち上げられた日、そして10月10日というのは、宇宙空間の探査及び利用に関する国際条約である宇宙条約が発効した日です。

日本人として初めてスペースシャトルに搭乗した毛利衛さん

毛利衛さんは北海道出身で、母校の北海道大学工学部の助教授のとき、宇宙開発事業団の日本人宇宙飛行士募集に応募し、向井千秋氏、土井隆雄氏とともに宇宙飛行士に選ばれました。

日本人初のスペースシャトル搭乗が1988年に予定されていましたが、チャレンジャー号の事故のため延期され、最終的に毛利さんがスペースシャトルエンデバーに搭乗したのは1992年になりました。

この時点では既に、日本人最初の宇宙飛行は、TBS記者の秋山豊寛さんが、1990年にソ連のソユーズに乗って果たしていました。

なお毛利さんは2000年にもエンデバーで2回目の宇宙飛行に参加しています。

日本人として初めて宇宙に行った秋山豊寛さん

先ほど書いたように、日本人が宇宙に行ったのは、毛利さんが初めてではありません。

毛利さんが宇宙に行く2年前の1990年に、TBSの記者だった秋山豊寛さんが、ソ連のソユーズ宇宙船で宇宙ステーションミールに6日間滞在しました。

これはTBSが創立40周年を記念して企画したプロジェクトによるものでした。

秋山さんは、日本人として初めてと言うだけでなく、世界で初めて宇宙に行った民間人でもあります。

また、宇宙ステーションミールに滞在した日本人は秋山さんだけです。(1998年にガチャピンがミールに滞在していますが…)

ちなみに秋山さんがソユーズで宇宙に飛び立った12月2日は一般に「日本人宇宙飛行記念日」と呼ばれているようです。特にどこかの団体が制定したということでもないようですが…

日本人宇宙飛行士

これまでに12人の日本人が宇宙飛行を行っています。

宇宙飛行士 宇宙飛行期間(搭乗機)
秋山豊寛 1990/12/2-10(ソユーズ)
毛利衛 1992/9/12-20(エンデバー)
2000/2/11-22(エンデバー)
向井千秋 1994/7/8-23(コロンビア)
1998/10/29-11/7(ディスカバリー)
若田光一 1996/1/11-20(エンデバー)
2000/10/11-24(ディスカバリー)
2009/3/15-7/15(ディスカバリー&エンデバー)
2013/11/7-2014/5/14(ソユーズ)
土井隆雄 1997/11/19-12/5(コロンビア)
2008/3/11-27(エンデバー)
野口聡一 2005/7/26-8/9(ディスカバリー)
2009/12/20-2010/6/2(ソユーズ)
星出彰彦 2008/5/31-6/14(ディスカバリー)
2012/7/15-11/19(ソユーズ)
山崎直子 2010/4/5-20(ディスカバリー)
古川聡 2011/6/7-11/22(ソユーズ)
油井亀美也 2015/7/23-12/11(ソユーズ)
大西卓哉 2016/7/7-10/30(ソユーズ)
金井宣茂 2017/12/17-2018/6/3(ソユーズ)

今後については、今年2020年秋から野口聡一さんがNASAのCrew-1ミッションに参加し、SpaceX社のクルードラゴンに搭乗してISSで長期滞在する予定です。

また来年2021年春には、星出彰彦さんがNASAのCrew-2ミッションに参加することが決まっています。

ISSはいまだに居住空間の空気漏れ原因が分かっていないのが気になるところですが、もし解決していなかったとしても、乗り込んでいって原因究明するくらいの気持ちで頑張って欲しいと思います。

まとめ

野口聡一さんが参加するCrew-1ミッションの打上げは10月下旬になりそうです。

12月には、はやぶさ2の地球帰還及び新たなミッションへの出発が予定されています。

さらに来年2月には、火星に向かっているUAE、中国、米国の3台の探査機が火星に到着します。

そして4月には野口聡一さんのCrew-1ミッションの地球帰還と星出彰彦さんが参加するCrew-2ミッションの打上げと、大きな宇宙イベントが続きます。

科学好きにとっては、ますます宇宙から目が離せない日々が続きそうです。