猛暑が続いて頭がボーっとしていますが、無駄な長考の末、ようやくわが家の電気とガスの会社を切り替えました。
結論を先に言うと、電気・ガス共にENEOSにしました。
新電力の検討記事を書いてからちょっと時間が経ってしまいましたが、最期にこの結論に至った理由をまとめておきたいと思います。
電気料金について
検討候補を単純に電気料金で比較すると、ENEOSは最安ではありません。
月間500kWh(40A)として試算すると、東電EPが14,410円/月であるのに対して、
最安はエルピオの▲1,761円/月。
低価格の2番手がLooopの▲1,410円/月。
ENEOSは3番手で▲1,219円/月ですが、T-ポイント分と2年縛り割引(にねんとく2割)を適用すると▲1,384円/月(3年目以降は▲1.434円/月でLooopより安い)とかなり上位に迫ってきます。
4番手以降は▲1,000円/月前後、新電力シェアNo.1の東京ガスが▲976円/月であることを考えると、電気料金からはこの3社が有力ということになります。
会社の信頼度について
電力供給の安定性については、送配電部門(ウチの場合は東京電力)が保証することになっているので、どの新電力に切り替えても心配はありません。
信頼度で差がつくとしたら、契約時や契約変更時の顧客対応とか、将来に亘って価格やサービスを維持できるのかといった経営上の問題、あるいは事業継続性の面でしょうか。
エネルギー関連のライフラインの提供で実績のある東京ガスやENEOSは、信頼度においては東京電力に引けを取らない安心感があると思います。
もちろん、長年LPガス供給で地域に根ざした実績を積んできたエルピオや、太陽光発電で急成長し、利用者も多いLooopも信頼度では負けていないと思いますが、企業規模から来る懐の深さはしかたありません。
付加サービスについて
東京電力の新プランには「生活かけつけサービス」が無料で利用できます。
東京ガスに電気をまとめると「電気ドラブルサポート」や「生活まわり駆けつけサービス」が無料で使えるようになります。
どちらのサービスも、電気以外に水回りやカギのトラブルなどにも対応してもらえるので、必要な人には有り難いかも知れません。
その他の会社でも、電気トラブルについいては、ENEOSは「電気の困った!駆けつけサービス」、エルピオは「エルピオでんき安心駆けつけサービス」、Looopは「かけつけるーぷ」というサービスが無料で利用できるので、筆者としてはそれで充分かと思います。
なお、Looopの「かけつけるーぷ」については今のところ東京電力エリア限定のようです。
電気とガスの一括管理について
最後にガスの契約について。
エルピオはLPガスのみですが、東京電力、東京ガス、Looop、ENEOSともに都市ガスを扱っています。
切り替えによる東京ガスとの差額は、いずれも月100円未満と無視できる程度です。
なので、わざわざ切り替えるほどではないのですが、電気と一括して切り替えるのであれば手間は掛からないし、窓口を一本化できるメリットの方が大きいので、基本的に電気とガスをひとつの会社に統一したいと思います。
結論とまとめ
ということで、価格面ではエルピオに次ぐ低価格で、エネルギー大手という信頼度と、電気とガスをまとめられることから、わが家の電気とガスはENEOSに切り替えることにしました。
8月31日まで3ヶ月間基本料金が無料になるキャンペーンを実施しているので、早速Webから申し込みました。
猛暑で電気代が気になり始めていますので、もっと早く切り替えれば良かったと反省しています。
以上、新電力への移行のまとめでした。