メジャーリーグベースボールでは、いよいよ今シーズンの開幕に向けてのガイドラインが選手組合に提案されているようです。
報じられている内容では、
・ラインナップカード交換の中止
・ボールボーイ・ボールガール中止
・ハイタッチ、グータッチ、ハグ禁止
・噛みたばこ、ひまわりの種、水吐き禁止
・顔を触れるサインは禁止
・指を舐めることは禁止
・内野のボール回し禁止
・試合後のシャワー禁止
などなど、感染防止策がこと細かく盛り込まれています。
これ以外にも、宿舎や球場に来るまでの行動にも制限が設けられている模様。
あと、この他で筆者が気になったのはチームマスコットがフィールドから排除されるらしいこと。
最小限の人しかクラブハウス、ダッグアウト、フィールドに入れないということなのでやむを得ないのかも知れませんが…7回表終了時の「Take Me Out to the Ball Game」も歌わないのでしょうか。(観客いないから?)
まだ案の段階なので最終的にどうなるか分かりませんが、ひとつの着ぐるみを複数の人が使うのは感染リスクがあるので、その辺は注意する必要があると思いますけどね。
MLBのガイドラインの検討には一足先に開幕している台湾や韓国のプロ野球の状況も参考にしているようですが、そちらの映像を見るとハイタッチとかも普通にしているように見えましたし、チームマスコットも(ほんのちょっとですが)映っていました。
ちなみに筆者は阪神タイガースのファンなのでトラッキーとラッキーが好きなのですが、それ以外ではつば九郎が面白いので隠れファンだったりします。(^_^;
選手とファンの野球に対する熱い思いを一つにつなげる「みんなとキャッチボールプロジェクト」の番外編として特別版の動画が完成しました! 今回は球団マスコットやNPB審判員がみんなとキャッチボールします!https://t.co/3nysSKRa7Z#NPBみんなとキャッチボール#StayHome #KeepDistance #NPB pic.twitter.com/j7h7Oie78A
— 日本野球機構(NPB) (@npb) April 28, 2020
MLBのチームマスコットの立ち位置はよく知りませんが、少なくとも日本では試合の盛り上げ役として各チームマスコットの役割は大きので、特に無観客試合においては欠かせない存在になるのではないかと思いますけどね。
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台湾プロ野球は世界に先駆けて4月12日に無観客で開幕し、5月8日からは制限付きで観客を入れ始めています。
韓国プロ野球は5月5日から無観客で開幕しました。
メジャーリーグは現時点で7月初旬の開幕を目指しているようです。
日本のプロ野球は、最速で6月19日開幕を目指すようですが、さてどうなるのでしょうか。
個人的には、この制約された環境での野球をどう楽しませてくれるのか、逆に応援する側はどう工夫して楽しむのか…(Zoom応援とか?)
別な意味でもとても楽しみにしています。