sora’s 早起きノート

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ラチェット効果だって?

ラチェット効果という言葉を知っているだろうか。ラチェットっていうのは、歯車に一定の方向にしか回らないよう歯止めとなる爪を組み合わせた機構のことだが、そこから転じて、一旦生活レベルを上げると、景気が悪くなって可処分所得が減っても、すぐには生活レベルを下げられず、しばらくは個人消費が景気を下支えするという経済現象のことを言うらしい。で、今の状況がまさにそうだって。
つまり、もちろん無駄なものは買い控えるようになってきているけれど、生活レベルを維持するために必要な消費はそんなに減らしていないということだ。例えばテレビや自動車の買い替えなどは見合わせても、日々の食事や衣服などの生活必需品はもとより、娯楽や携帯などの出費は多少無理してでもなかなか減らそうとしない・・・なるほど、自らを振り返ってみても、そうかもしれないと思う。
してみると、本当の景気後退はまだまだこれからが本番、ということなのか。我々一般消費者が下支え出来ているうちに、早いとこ強力な景気対策を講じてほしいものだ。
そういえば昨日、自動車・電機大手各社の春闘一斉回答が報じられ、厳しい内容がさらなる個人消費停滞をもたらすという負の連鎖が懸念されると解説されていたが、そもそも真っ先に買い控えの影響が出るような業界の春闘回答日を最初にスケジュールするのはいかがなものかと思ったのだった。