ついにハワイ最終日。今日はハワイに来て初めての雨だ。思えばこの旅行を計画するに当たって、せっかくのハワイなのだから4月から9月の乾期にしたいと思っていたのだけれど、仕事の都合で10月にせざるをえなかったのだ。これまで良く天気が持ってくれたものだ。
帰りのエアポートリムジンの集合は9:15と、比較的ゆったりした予定だ。スーツケースは7:00頃ベルボーイが部屋まで引き取りに来てくれる。8:45にホテルをチェックアウトし、シェラトンの集合場所へ行く。最後のワイキキの街はちょっと肌寒いくらいだ。 リムジンバスで空港に着くと、早速スーツケースを預け、チェックイン。重量はセーフというか、かなり余裕があったようだ。もう少し詰め込んでも良かったのか… 空港の売店で、ツアーで行ったメネフネマックのクッキーを見つけて、更に買い込む。 帰りの飛行機は定刻に出発。 フライトも順調で、記憶に残っている事と言えば、前の席が3名位の日本人の男女グループなんだけど、行きの飛行機でも前の席だったという驚きの偶然があったことと、隣の席の中国系の若い女性の行儀の悪さ位か。まあ色々と不満はあったが、エコノミー席なので、これ以上の快適さを求めてもしかたがない。
~帰国~ フライトは予想以上に順調だったが、成田到着後、ターンテーブルでスーツケースが出てくるまでにえらく待たされた。考えて見ると、最初と最後の成田空港での待ち時間というのが、今回の旅行の一番の不満事項だったかもしれない。 電車にしてもバスにしても、世の中の全てのことを時間通りに進めようとしている日本社会と、時間にあくせくしないハワイとを比べて、結果的に日本での待ち時間の方がストレスが溜まったということはどういうことだろうか。全てにおいて余裕のなさというのが、日本全体の空気を支配していて、ちょっとしたことでもストレスに繋がってしまっているのかもしれない。空港からのエアポートリムジンに乗って久し振りの日本の渋滞を眺めていると、ふとそんな思いが頭をよぎった。
そして楽しかったハワイ旅行から戻ると、何百通ものメールの山が待っていた。いやおうなくそれをこなしているうち、あっと言う間に日本の日常のペースに戻っていったのだった。
(2008年夫婦ハワイ旅行 -終-)
この記事は以前開設していたホームページからの転載です。10年前の話のため、状況はかなり変化していると思われますのでご注意願います。
(2018.9.10)