sora’s おいしいノート

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IT化の波?有料なのに駐車券がない駐車場のことなど

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今日初めて車で行った店の駐車場の管理システムが目新しかったので紹介します。

場所は横浜市営地下鉄ブルーラインの北新横浜駅前にある「エスポット新横浜店」です。

エスポットというのは静岡県中心に事業展開している株式会社マキヤが展開する総合ディスカウントストアで、新横浜店はダイソーや業務スーパーなども入っている結構大きな店です。店舗は1階と2階で、3階と屋上が駐車場になっています。2年ほど前から駐車場が有料になったようですが、店舗利用者は120分無料です。

それでこの駐車場の管理システムですが、なんと有料なのに駐車券が発行されません。その代わりに入場時にゲートで写真を撮られます。ナンバーをカメラで読み取る駐車場管理システムはよく見かけますが、駐車券が発行されないというのは初めてでした。

駐車券がないと、正確な入庫時間が分かりませんが、店内の精算機で自分の車のナンバー4桁を入力すれば確認することができます。ナンバー4桁だけだと該当する車が複数ある可能性がありますが、精算機のディスプレイにゲートで撮られた車全体の写真が表示されるので、間違うことはないでしょう。該当するナンバーの車が複数ある場合は候補の写真が表示されるので、自分の車を選択して精算することになります。

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入庫から120分以上経過している場合は、60分あたり平日200円、土日祝日は400円です。 店舗レシートのバーコード部分を読み込ませることで、120分を経過した分の料金を精算するというしくみです。

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ナンバーをカメラで読み取るシステムは時々うまく認識してくれないことがあり、事前精算を済ませていても出庫時にゲートが自動で開かないことが時々あります。その場合も駐車券があれば問題ありませんが、駐車券も発行しないとは結構思い切ったことをするなと思いました。

ですが、この店の駐車場出口にはそもそもゲートがありませんでした。なるほど、これならその辺のトラブルは心配無用ですね。Nシステムのように動いていてもナンバーは読み取れるので、出口ゲートを設ける必要もないのでしょう。

ん?ということは精算しなくとも出れちゃうってことでしょうかね??

まあ、乗っている人を含めて丸々写真撮られちゃっているので、精算しなかったらバレバレですが。良く読みませんでしたが、精算機のところに書いてあった駐車場利用約款にその辺のことが書いてあるかも知れないので、今度確認してみます。

ちゃんと理解すれば手間いらずで便利なので、筆者はこの駐車場のシステムが気に入りました。

ちなみにこれは「ピットデザイン株式会社」というところが手がける「スマートパーク」という駐車場管理システムのようで、同社の公式サイトでは導入事例がいくつか紹介されていました。

そういえばアメリカの有料道路もゲートがなくて、カメラでナンバーを認識して請求されるしくみが普及しているそうで、IT化の波をヒシヒシと感じます。ちなみにゲートがないと、気付かずに有料道路を走ってしまうことがあるので、レンタカーを利用する海外からの観光客などは注意が必要ですね。

画像認識技術としては、顔認識の方も既に実用段階に入っており、空港の入国審査などでも顔認識が導入され始めています。 既にアメリカや日本の一部の空港に顔認証ゲートが設置されていますが、車のナンバーと違って顔認証は精度の問題があるので何か怖い気がします。テロ犯と顔が似ていたりしたら絶対嫌ですよね。

ITの発達により、スマホやパソコンの顔認証などはとても便利になりました。行き過ぎた監視でプライバシーのない息苦しい社会にはなって欲しくありませんが、適度な監視が犯罪抑制につながるのは確か。いずれにしても良い子が住みやすい社会を目指したいところです・・・