日本時間の昨日未明に発表されたiPhone12ですが、残念ながら指紋認証の復活はありませんでした。
先日発表された第四世代iPad AirではトップボタンにTouch IDが組み込まれていただけに、期待していた方も多かったと思いますが残念でした。
- iPhone12シリーズの目玉は5G対応?
- iPhone12のMagSafeはちょっと気になる
- iPhone12 miniは世界最小の5Gスマホ
- 所有欲をくすぐるiPhone12 Pro/Pro Max
- まとめ
iPhone12シリーズの目玉は5G対応?
今回のiPhone12シリーズの発表会では、Appleは5G対応を目玉として全面的に打ち出していました。
しかし、現状5Gはネットワークインフラが追いついていないので、ユーザーへの訴求力としてはどうなんでしょうか。
プレゼでは日本のパートナーキャリアとしてdocomo、au、SoftBankが紹介されていました。
楽天モバイルのSIMについては、これまでもiPhoneでの動作を保証していないものの設定すれば一応使えているようなので、iPhone12の5Gも自己責任で使える可能性があります。
しかし、筆者のような格安SIMユーザーは、ほぼ置き去り状態です。
3大キャリアは今後、5GをMVNOにも解放する予定で、筆者が使っているIIJでも5Gを検討中とのことですが、エリアの問題も含めて、実用的に使えるようになるのはまだ先のようです。
iPhone12のMagSafeはちょっと気になる
MagSafeというと、磁力で接続するMacBook本体の電源コネクタを思い出しますが、2018年以降は採用されなくなっていました。
今回発表されたiPhone12では、アップルウォッチのようにQi(チー)規格に磁石を組み合わせたワイヤレス充電を採用し、これをMagSafeと呼んでいます。
磁石を組み合わせることで、充電器が外れたり位置がずれたりして充電が失敗するのを防ぐとともに、よりコンパクトな充電器が実現可能になっています。
iPhoneXから採用されたQi規格のワイヤレス充電は、ケースをしたままだと充電できないことが多く、カミさんは全く使っていませんでした。
また筆者も以前使っていたAndroid機でQi充電を利用していたことがありますが、朝起きると充電が失敗していることがたまにあり、最終的には使わなくなりました。
今回のMagSafeで、充電が失敗する可能性は低くなったと思いますが、ケースとの相性はどうなのでしょうか。MagSafe対応の純正ケースがいくつか用意されていますが、サードパーティ製のケースがどの程度展開されるのか気になるところです。
ちなみに今回の専用ケースは磁力でくっつくタイプのようです…
iPhone12 miniは世界最小の5Gスマホ
iPhone12 miniは、iPhone SEよりも小さくて軽いのに、ディスプレサイズは5.4インチとSEの4.7インチよりも大きく、しかも5G対応。Appleが言うには世界最小の5Gスマホらしいです。
コンパクトサイズを求めるユーザーには魅力的なモデルだと思います。
ただ、指紋認証未対応ということで、5Gの普及がまだまだの現時点ではiPhone SEを選ぶユーザーも多いかも知れません。
所有欲をくすぐるiPhone12 Pro/Pro Max
iPhone12 Pro/Pro Maxは、主にカメラ性能を強化したモデルです。
広角(標準)、超広角、望遠のトリプルレンズに加え、LiDARセンサーを搭載し、暗所撮影時のオートフォーカスが速くなっています。
カメラも魅力的ですが、なんといっても、ステンレススチールのエッジの輝きが美しく、所有欲を大いにくすぐりますね。
これはケースに入れずに使いたくなります。
まとめ
5G対応はともかく、MagSafeは、ちょっと魅力的に感じました。充電ケーブル不良のほとんどが端子付近の接触不良が原因なので、端子に突っ込まなくていいワイヤレス充電が改善されるのは大歓迎です。
iPhone12の背面に磁力で付けて充電したまま持ち運べるモバイルバッテリーも面白いと思います。
さて、今回のiPhone12に機種変更すべきか、もう少し待つべきか。
これは総合的・俯瞰的に判断する必要がありそうです…