マーベルのnetflixドラマシリーズのまとめの最後になる3回目は、クロスオーバーの「ザ・ディフェンダーズ」とスピンアウトの「パニッシャー」についてです。
ザ・ディフェンダーズ(リミテッドシリーズ)
ザ・ディフェンダーズは、マット・マードック(デアデビル)、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、ダニー・ランド(アイアン・フィスト)のスーパーヒーロー4人の運命が交錯し、共通の敵である「ヤミノテ」と対決するクロスオーバーシリーズです。
但し、ジェシカ・ジョーンズとルーク・ケイジについては、本編での「ヤミノテ」との因縁はなかったので、今回の事件にたまたま巻き込まれてしまった感が強く、「ヤミノテ」自体に深い興味はなさそうです。
ダニー・ランドも「ヤミノテ」を宿敵と認識して追っていましたが、因縁の深さはマット・マードックの比ではありません。「ヤミノテ」の手先となったマットの元恋人のエレクトラとの決着を果たすことになるマット・マードックが、この話の主役でしょう。
なお、流れとしては、デアデビルだけがシーズン2とシーズン3の間で、それ以外はシーズン1とシーズン2の間の話になります。
このシーズンは全8話のミニシリーズですが、「ヤミノテ」との決着を付ける重要なシリーズと言えます。
パニッシャー(シーズン1~2)
パニッシャーは、家族を殺され、復讐に燃えた元海兵隊員のフランク・キャッスルの復讐劇で、法では裁けない悪党どもに自らの手で裁きを下すことから、彼は「パニッシャー」と呼ばれています。
フランク・キャッスルはデアデビルのシーズン2に登場し、派手に悪人の殺戮を繰り返してデアデビルと対立しました。これはデアデビルのスピンアウトシリーズになります。
シーズン1は、共通の敵を持つライナス・リーバーマン(マイクロ)と協力して、国土安全保障省のダイナ・マダニ捜査官とともに米兵によるヘロイン密輸の黒幕を追います。
シーズン2では、偶然酒場で助けた少女を執拗に襲う殺人集団との戦いと、裏切った元海兵隊の同僚との対決を描きます。
パニッシャーは、他のマーベルヒーローと違い、悪人の殺人に躊躇しないブラックヒーローですね。
米国では圧倒的な人気があるようですが、日本人が見ると銃弾の無駄遣いにしか思えません。
但し、他のヒーローのように超能力があるわけではなく、鍛え上げた肉体と武器の扱いに優れているだけなので、逆に人気があるのかも知れません。
まとめ(本締め)
筆者がマーベルnetflixドラマシリーズの中で一番好きなヒーローはデアデビルでしょうか。
他のヒーロー達も皆魅力的だし、それぞれ内側に苦悩を抱えていますが、マット・マードックのストイックでひたむきな生き方には心を打たれます。弁護士事務所の仲間達も皆いい味出してます。
ところで、マーベルがディズニーに買収されたことから、マーベルのnetflixドラマはこれ以上制作されないことが決まっています。
「ルーク・ケイジ」も「アイアン・フィスト」も終わり方が気持ち悪いので、是非とも続きを作って欲しいし、ミスティ・ナイトやコリーン・ウイングを主人公にしたスピンアウト作品も観てみたかったです。
今後、続編がディズニーの手で制作されることを期待します。