ようやくマーベルのnetflixドラマシリーズを全て観終わりました。
そこでまとめて感想を書きたいと思いますが、ちょっと長くなるので3回に分けて公開したいと思います。
1回目は、シリーズ全体について軽く整理した後、「デアデビル」と「ジェシカ・ジョーンズ」についてです。
マーベルのnetflixドラマシリーズとは
DCコミックと並ぶアメリカン・コミックであるマーベル・コミックの、スーパーヒーローを実写化した映画シリーズは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)と呼ばれる同一の世界観で統一されています。
MCUはテレビドラマシリーズにも拡大されており、netflixのオリジナルドラマシリーズは、映画「アベンジャーズ」の後の世界に設定されており、「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「アイアン・フィスト」そして4ヒーローのクロスオーバー作品の「ザ・ディフェンダーズ」、更には「デアデビル」からスピンオフした「パニッシャー」が作成されています。
これらの一連のシリーズは、以前も記事に書いたように基本的に公開順に観るべきなので、ここでもう一度公開順に並べて整理しておきます。
順番 | デアデビル | ジェシカ ジョーンズ |
ルークケイジ | アイアン フィスト |
ザ ディフェンダーズ |
パニッシャー |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | S1 | |||||
2 | S1 | |||||
3 | S2 | |||||
4 | S1 | |||||
5 | S1 | |||||
6 | SS | |||||
7 | S1 | |||||
8 | S2 | |||||
9 | S2 | |||||
10 | S2 | |||||
11 | S3 | |||||
12 | S2 | |||||
13 | S3 |
デアデビル(シーズン1~3)
デアデビルは、子どもの頃に視力を失った代わりに聴力などの感覚が超人的に発達したマット・マードック。昼間は弁護士として、夜は犯罪者をこらしめるデアデビルとして正義を追求しようとする話です。
シーズン1では、ニューヨーク市マンハッタンのヘルズ・キッチン地区を裏で牛耳ろうとするウィルソン・フィスクとの戦いを描きます。
シーズン2では、フィスクが去ったヘルズ・キッチンで、復讐劇を繰り広げ、悪人を躊躇無く処刑することからパニッシャーと呼ばれるようになったフランク・キャッスルとの対立、そして謎の地下組織「ヤミノテ」との戦いを描きます。
マット・マードックの元恋人で武術の達人のエレクトラが現れ、やがて彼女と「ヤミノテ」との関係が明らかになります。
デアデビルはこの後、ザ・ディフェンダーズのシーズンを挟んでシーズン3へ続きます。
なおパニシャーはこの後、スピンアウトした別シリーズとして続いて行きます。
シーズン3では、ザ・ディフェンダーズで描かれた戦いで瀕死の重症を負った後のマットの、FBIを操り再び復活したフィスクと戦いを描きます。
デアデビルはシーズン3までで一応の完結を迎えたと言って良さそうです。結構ハッピーなエンディングでした。
ジェシカ・ジョーンズ(シーズン1~3)
ジェシカ・ジョーンズは、幼い頃に交通事故に会い、運び込まれた病院の医者が行った人体改造により、驚異的なパワーを得たジェシカ・ジョーンズが、私立探偵として生計を立てながら悪と戦う話です。
シーズン1は、人の心を自由に操ることができる能力者キルグレイブとの戦いを描きます。脇役として鋼鉄の皮膚を持つルーク・ケイジが活躍しますが、この後、単体シリーズが始まります。
間にザ・ディフェンダーズを挟みますが、特に連続性はないので、続けてシーズン2を観ても問題なさそうに思います。
シーズン2では、ジェシカの人体改造を行った医者と、ジェシカの実の母親の秘密が明らかになり、家族愛と正義との板挟みで苦しむジェシカを描きます。
シーズン3では、殺人鬼サリンジャーとの戦いと、義姉妹のトリシュ・ウォーカーの暴走に苦しむジェシカが描かれます。シーズン終盤でスーツ姿のルーク・ケイジが登場しますが、ルーク・ケイジのシーズン2からの流れになります。
ジェシカ・ジョーンズもシーズン3で一応の完結を迎えたと言ってよさそうです。シーズン3は、かなりショッキングに状況が動き、結構衝撃的な結末でした。
まとめ(なか締め1)
デアデビルのマット・マードックは、耳にした悪事を許せないストイックなヒーローですが、ジェシカ・ジョーンズはヒーローと呼ばれることを喜ばず、探偵としての仕事をこなすだけという、退廃的なムードが漂う不思議なヒーローです。
マーベルnetflixドラマシリーズの中でシーズン3まで作成されたのは「デアデビル」と「ジェシカ・ジョーンズ」の2シリーズだけ。どちらのシリーズも、それまでの伏線をしっかり回収していて鑑賞後の満足感がかなりあり、筆者の中では高評価のシリーズでした。
次回は「ジェシカ・ジョーンズ」でも活躍した鋼鉄の皮膚を持つ男「ルーク・ケイジ」と、鉄の拳を持つ男「アイアン・フィスト」について書きたいと思います。