sora’s 早起きノート

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新生オリンパスはカメラファンの期待を乗せ高千穂の峰から飛び立つか

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オリンパスがデジタルカメラなどの映像事業をファンドに売却することを発表しました。

売却先は日本産業パートナーズ(JIP)で、以前にもオリンパスから携帯事業(ITX)の譲渡を受けたことがある日本の独立系ファンドです。

オリンパスについては筆者も多少の思い入れがありますので、ちょっと書かせてもらいました。

オリンパスの映像事業売却について

オリンパスの映像事業は3期連続で営業損失を計上したこともあり、

よりコンパクトで筋肉質且つ機動的な組織構造とすべく映像事業を分社化し、JIPのもとで事業を展開することが、映像事業の自律的かつ持続的な成長を実現し、オリンパスの製品を愛好するお客様への価値提供と、そのために働く従業員にとって最適であると判断し 映像事業の譲渡に関する意向確認書の締結について

事業譲渡を決めたということです。

過去に巨額の損失隠しが発覚し、経営や企業統治の問題で大いに傷ついたオリンパスですが、内視鏡や顕微鏡では世界トップクラスであり、販売が低迷しているとは言えデジタルカメラなどの映像技術にも定評があります。

新しい会社でもOM-D、PEN、ZUIKOといったブランドは取り敢えず継承されるようなので、これを機に今一度飛躍して欲しいと思います。

オリンパスファンから

筆者は四十数年来のオリンパスファンなので、オリンパスのカメラ事業売却はかなりショックです。OMの生みの親である故・米谷美久氏もこのことを聞いたら悲しむことでしょう。(不祥事を起こしたときにもそう思いましたが…)

筆者が最初にオリンパス製品と出会ったのは高校生の頃で、「TRIP35」というコンパクトカメラを使っていました。当時は特にオリンパスファンということではなかったこともあり、故障しても修理せずにそのままどこかに行ってしまいました。今思うともったいないことをしたと思います。

社会人になって初めて買ったカメラが「OM-2n」という一眼レフです。これはもうデザインに惚れたと言ってもいいでしょう。元々小さなガジェットが好きだったので、その後もレンズや周辺機器を集めて楽しんでいました。

その後、中古で「OM-1n」も手に入れました。これはモルトプレーンが劣化していたので、交換キットを手に入れて直しましたが、結局あまり使わず、眺めたりいじったりしている方が多かったです。

その他、美しいデザインのコンパクトカメラμ(ミュー)とかオールインワン一眼のLシリーズとか、ユニークな製品も多かったですね。

手放してしまった物も多いのですが、何故か手元に残っているのは古いものばかり…

今日現在、保湿庫に残っていたオリンパスの機材を集めてみました。(引っ張り出すだけで疲れた…)

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筆者は決してカメラマニアや写真マニアではないし、高価な機材も持っていませんが、以前から「小型軽量」に徹するオリンパスのコンセプトには共感しています。

デジタルカメラの時代にマイクロフォーサーズの技術に賭けたのも、「小型軽量」のオリンパスだからこそでしょう。

新しい会社がマイクロフォーサーズをどう扱うのか分かりませんが、伝統の「小型軽量」コンセプトを大事に守って頂けるなら、筆者は応援し続けたいと思っています。

(最近新しいオリンパス製品を買っていないので、あまりいいユーザーではありませんが…)

まとめ

JIPはNECのビッグローブやSONYのVAIOといった大手企業が切り離した事業の再建に成功した実績もあるので、今回もその手腕に期待して、(名称は変わるかも知れませんが)オリンパスカメラの復活を信じたいと思います。