sora’s おいしいノート

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MNPガイドライン改正!乗り換えは4月の手数料無料化を待つべき?

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2020年12月18日に、総務省の「携帯電話・PHSの番号ポータビリティの実施に関するガイドライン」つまりMNPガイドラインが改正され、2021年4月1日から適用されます。

www.soumu.go.jp

今回の改正は、MNP手数料の無料化をはじめ、携帯電話事業者の乗り換えを更に活性化させる内容となっています。

(本記事では全て税抜き価格で表示します)

今回のMNPガイドラインの改正内容

今回の改正の目玉は、MNP手数料を原則無料化したことです。(但し対面や電話による手続きの場合は1,000円以下)

その他にも、ウェブサイトのMNP手続きページに容易にアクセスできるようにすること、引き止め行為の禁止など、携帯電話事業者の乗り換えの障壁を低くし、競争を激化させることで携帯電話料金を下げさせることが総務省の狙いと思われます。

現在はMNP転出手数料として、ひとつの番号当たり3,000円を徴収している事業者が多いと思いますが、遅くとも来年4月1日からは、手数料なしで携帯電話事業者を乗り換えられることができるようになります。

乗り換えはMNP転出手数料無料化を待つべきか

来年3月1日から始まるドコモのahamoは、当初からMNP転出手数料ゼロを謳っていますが、ドコモの全チャンネルについては4月1日から全面無料とすると発表されました。

携帯電話業者の乗り換えを検討している人は来年4月まで待った方がいいのでしょうか。

ちなみに楽天モバイルは、既に(2020年11月4日から)手数料を無料にしています。すごい自信ですね。

このように前倒しでMNP転出手数料を無料にする業者が出てくることはあまり期待できないと思いますが、わざわざ今、手数料を払ってまで乗り換えるかどうかは、乗り換えによるメリット次第だと思います。

携帯電話料金を下げることだけを目的に事業者を乗り換える場合は、MNP転出に必要な手数料の3000円を何ヶ月で取り戻せるかがポイントです。もし4月までに元が取れないならば、MNP転出手数料がゼロになるまで待つべきでしょう。

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sora

もちろん、料金以外が不満で事業者を乗り換えたい場合は、サッサと乗り換えましょう。

我が家の場合

我が家では現在、IIJmioのファミリーシェアプランを契約しています。

音声SIM×2、データSIM×1で、月12GB3,960円と、まあまあリーズナブルだと思います。

ちょっと前まではこれにデータSIMを1枚追加していたので、毎月+400円掛かっていましたが、今はほとんど使わないので解約してしまいました。

IIJmioでは未使用分を次月に繰り越せるので、毎月の使用可能データ容量は24GBあります。以前も書きましたが、今は外で使うことが減っているので、データ容量は毎月大幅に余らせています。

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カミさん

だから、もったいないってば!

なので、筆者としてはデータ容量を減らした契約に変更したいのですが、IIJmioでは音声SIM×2、データSIM×1でこれ以上低価格なプランはありません。

そこで他の業者を検討してみたところ、イオンモバイルだとより安価なプランが選べることが分かりました。

イオンモバイルについて

イオンは元々IIJmioの代理店になっており、そもそも筆者の現在のIIJmio契約は、イオンの店頭で手続きしたものです。ただIIJmioは、新規契約した後のサポートはオンラインがベースで、店頭でのサポートは一部を除いて基本的にできません。

イオンは2016年2月に、MVNOとしてイオンモバイルを立ち上げました。キャリアとの仲介(MVNE)はIIJを利用しているので、回線品質はIIJmioと同等と考えていいと思います。

余ったデータ容量の翌月繰り越し、高速通信ON/OFF、音声通話料が半額になる「みおふぉん」と同等の「イオンでんわ」など、サービスもIIJmioとほぼ同等です。

イオンモバイルでは、新規契約だけでなく、その後のサポートもイオンの店頭で可能になっているので、格安SIM業者としては安心感があります。(もちろんほとんどオンラインで手続きすることが可能)

また契約の名義変更についても、IIJmioではできませんが、イオンモバイルなら4大キャリア同様に店頭で手続きが可能です。

IIJmioとイオンモバイルのシェアプラン比較

イオンモバイルのシェアプランでは、IIJmioと同じ12GBプランで音声SIM×2、データSIM×1だと3,980円と、IIJmioより20円高いのですが、イオンモバイルの場合は最低4GBからのプランが用意されています。

現在の我が家の使用量だと月4GBで十分なので、4GBプランだと音声SIM×2、データSIM×1で2,480円で済んでしまいます。しかもデータSIMを1枚追加しても毎月+200円で済むので助かります。

ただ、IIJmioからイオンモバイルに移行すると毎月の料金は1,480円下がりますが、音声SIM2枚をMNP転出すると6,000円手数料を取られるので、5ヶ月経たないと元を取れない計算になります。

ということで、筆者の気持ちはイオンモバイルに傾いているのですが、乗り換えは4月まで待った方が良さそうです。

まとめ

今後、5G化の流れの中で携帯電話業者を見直すことがあると思いますが、MNP手数料がゼロになることで、あまり将来性を気にせず当面のメリットだけで乗り換えることが可能になりそうです。

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sora

4月までもうしばらく時間があるので、他の携帯事業者の動きも注視していきたいと思います。