sora’s おいしいノート

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ちょっとした揚げ物に便利!自宅で使うためにメスティンを買いました

皆さん、最近話題のアウトドア用調理器具「メスティン」って知っていますか?

メスティンは取っ手が付いたアルミ製の弁当箱のような形状のアウトドア用の調理器具で、固形燃料だけで簡単に美味しいご飯が炊けると言うので、今日本で大人気なんです。

メスティンの写真1

今回この「メスティン」を買ってみましたので、ご紹介します。

メスティンとは

英語で"Mess"は軍隊などの食事、"Tin"はブリキとか缶、すなわち"Mess Tin"とは軍用の飯ごうのことです。

アウトドア用のメスティンはスウェーデンのトランギア社のものが有名ですが、もちろん、トランギア社以外からも多くのメスティンが販売されています。

最近のキャンプブームのせいか、人気のあるトランギア社製のメスティンが品薄になっており、ネットの販売価格が高騰しているようです。

また、なんとダイソーでもオリジナルのメスティンの販売を始めたようです。

1合炊き用と小ぶりですが、税抜き500円と格安で、ネットでの評判もまずまずですが、売り切れ状態が続いていて入手困難です。

今回購入したメスティン

今回筆者は、MiliCampブランドのメスティンをアマゾンで購入しました。

メスティンの写真2

MiliCampは中国浙江省寧波市に本社のあるアウトドアメーカーのブランドです。

「ドイツ正規品」とか「ドイツLFGB食品安全検定済」を謳っているので、ドイツではお墨付きなのかも知れませんが、中国製ですね。

ネットではよくトランギアとMiliCampのメスティンが比較されていますが、製品としての評判は概ね良さそうです。

筆者が買ったのは、バット網、ハンドルカバー、収納袋付きのセットで2,500円ちょっとでした。

メスティンの写真3

本体は表面がマット仕上げでバリもなくきれいなので、アウトドアで使うモノとしては文句ありません。

メスティンの写真4

ところでネットの情報では、アルミ素材のメスティンは、シーズニングと言って、使用前に米のとぎ汁で煮沸し、表面をコーティングしてやるといいとされています。

普通シーズニングと言うと、鉄製のフライパンの腐食防止のために油をなじませることを言いますが、アルミのフライパンだと、野菜くずと米のとぎ汁で煮沸してやると、黒ずみを防止できると言われているので、それと同じですね。

シーズニングについて

アルミニウムは軽くて熱伝導率が高いので調理器具などに向いていますが、空気中の酸素と結びついて酸化皮膜を形成するので、鉄に比べて錆びにくい性質を持っています。

一方で柔らかい素材なので傷つきやすく、そこから腐食が進む場合もあります。

その欠点を補うために考案されたのがアルマイト処理といって、厚く丈夫な酸化皮膜でコーティングする表面加工です。

昔は黄色っぼいアルマイトのやかんや弁当箱が当たり前に使われていました。

アルマイト処理されていないアルミニウム製品は、水を煮沸することによって薄い酸化皮膜を形成しますが、水分中のミネラルと化学反応して黒く変色する場合があります。

これを避けるため、米のとぎ汁や野菜くずを入れた水などで煮沸することで、最初に無色の酸化皮膜をつけてやると言うわけです。

でもこの酸化皮膜って、アルマイトと違って薄くて弱い皮膜なので、すぐに効果が無くなりそうです。

頻繁に手入れしてやる必要があるのかも知れませんが、面倒だし、そもそもアウトドア用品にそんな手間を掛けるのはスジ違いのように思うので、やるのは最初だけですね、きっと。

メスティンのシーズニング

まとめ

ところでこれを買ったのはカミさんのリクエストでした。

キャンプ用のクッカーは別にあるのに、何すんねん、と思いましたが…

タイトルにあるように、キャンプで使いたいからではなく、自宅で少しだけ揚げ物をするときに、少ない油でできて重宝しそうだからということでした。

メスティンで揚げ物

確かに、少量の油でできるので、揚げ物のハードルが一気に下がりそうです。

固形燃料があれば簡単にご飯が炊けるので、災害時にも役立ちそうですね。