sora’s おいしいノート

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Googleフォト有料化対策でiCloudに移行する理由

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いよいよあと1週間で5月が終わり、Googleフォトの無制限バックアップも終了となります。

昨年11月にGoogleのアナウンスがあったときは、まだ時間はあると書きましたが、あっという間でしたね。

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ということで、無料のGoogleストレージ15GBで足りなくなるのは時間の問題なので、対応策を決めました。

ウチは夫婦ともiPhoneユーザーなので、iCloudの有料ストレージを利用するというのが結論です。

結論に達するまでには色々迷いましたが、皆様の参考になればと思います。

クラウドの使い方と課題

現状のクラウドストレージの使い方は以下のようになります。夫婦とも同じ使い方です。

iPhoneの写真・動画

iPhoneで撮った写真・動画は、Googleフォトへバックアップしていますが、デバイスからは削除していません。

iCloud写真はオフにしています。

写真・動画のデバイス上のデータボリュームは、夫婦それぞれ50GBちょっとです。

iPhoneのバックアップ

iPhoneのバックアップはiCloudではなく、Windows PCのHDDに取るようにしていまます。

但し、音楽データを同期させるときや、iPhoneを機種変更するとき以外はバックアップを取得していないのが現状で、突然の故障時には対応できないのが課題と言えます。

HDD上のバックアップデータのボリュームは、筆者のiPhoneが約60GB、カミさんのiPhoneが約80GBです。(これには写真・動画が含まれていますね)

iPhone以外で撮影した写真・動画

コンデジ、ミラーレス、GoProなど、iPhone以外のカメラで撮った写真・動画はWindows PCのHDDに保管していますが、保存版の写真や編集済み動画については、夫婦それぞれのアカウントのGoogleフォトに二重にバックアップしています。

なお、最近は旅行に行ってもiPhoneで撮影することが多くなっており、必要なiPhone写真は一旦Windows PCにダウンロードし、別のGoogleフォトにバックアップするということもしています。

バックアップしている写真・動画のデータボリュームは、HDD上で約100GBになります。

その他の課題

iPhoneで聞く音楽については、Windows PCに取り込んだ曲データをiTunes経由でiPhoneに同期させる昔からの方法を継続しています。従って新たな曲などを追加しようとすると、それなりの手間が掛かります。

いわゆるサブスクは、Amazonプライム会員が使えるAmazon Music Prime以外には利用していません。

機種変更のときは、写真と音楽データの復元ボリュームが大きいので、時間がとても掛かります。

ということで、いずれは写真も音楽もクラウド運用にして、iPhoneローカルストレージは最低限のデータのみ保持するのが理想です。

Googleフォト有料化対策の候補

Googleフォト無制限バックアップに代わる無料のサービスは存在しません。

クラウドバックアップを諦めるか、有料のクラウドサービスに移行するしかない訳ですが、ハードウェアの故障を考えると、クラウドバックアップは必須だと思います。

現状の主なクラウドサービスの価格は以下のようになります。(比較のため月額のみ記載)

主なクラウドサービスの比較
主なクラウドサービスの比較

なお、Amazonプライム会員(月額500円)は無料で使える容量無制限のAmazon Photosもありますが、対象は写真のみで動画は不可です。

また、iCloudは単純なクラウドストレージではなく、Appleのデバイスと一体化したオンラインストレージであり、他のクラウドストレージと単純には比較できません。

最終的にiCloudに決めた理由

一般的なWindowsユーザーにはGoogle One一択のように思いますが、スマホやタブレットはAppleというWindowsユーザーも多いと思います。

Appleユーザーにとっては大きなメリットのあるiCloudですが、Windowsも使っているユーザーには決して使い勝手が良くないのが困ったものです。

筆者はAmazonプライム会員なので、写真だけAmazon Photosを利用する手もありますが、運用が複雑になるのは避けたいところ。

結局筆者がiCloudの有料化を決めたのは、多分スマホは今後もiPhoneを使い続けることと、そうならばなるべくAppleの統一されたシンプルなストレージの考え方に寄せた方が、運用が楽だと思うからです。

iCloudの容量を増やすことで、懸案だったiCloud写真もiCloudバックアップも利用できるようになります。

また、iCloudの共有アルバムという機能を使えば、iCloud容量を消費せずに写真と動画をクラウド上に保存することができるということも理由のひとつです。

この、ほぼ無制限(実際にはひとり200アルバム、1アルバムあたり5,000件)とも言える共有アルバム機能を有効活用すれば、iCloud写真もiCloudバックアップも利用し、iPhone以外の写真・動画をアップしても、当分の間200GBの契約で足りるのではないかと考えています。

※但し共有アルバムには、写真は長辺が最大2048ピクセルに圧縮、ビデオは最長15分、画質は最大720pまでという制限があります。

Googleフォト有料化対策のまとめ

以上、筆者がGoogleフォトの移行先としてiCloudを選んだという話でした。

なお、現在筆者はMicrosoft 365 Personalを契約しているので、OneDriveは1TB使える状態ですが、ファミリー共有できないし、この契約はいつまで続けるか分からないので、Googleフォトの移行先としては考えませんでした。

夫婦で200GBのiCloudで足りるなら、Apple Musicを含めたApple Oneのファミリープランという選択肢もアリだと思っています。

iPhone/Appleユーザー以外には役に立たない話だったかも知れませんが、参考にして頂けたら幸いです。