sora’s おいしいノート

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今度日本で金環日食が見られる頃には人類は火星に行っているかも?

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昨日は日本各地で部分日食が観測できましたが、皆さんは見ることができたでしょうか。

筆者の住む横浜は一日中分厚い雲に覆われていて、ほとんど諦めていたのですが、運良く日食が始まってからほんの数分だけ雲が薄くなるタイミングがあって、日食メガネで確かに太陽の左下部分が欠けていることが確認できました。(写真は撮れませんでしたが)

実は今回の日食は、海外では金環日食が見られた場所もありました。

金環日食について

昨日の日食はインターネットで世界各地からのライブ映像が見れましたが、オマーンのマナというところからの映像で金環日食が確認できました。

台湾の一部でも金環日食が見られたはずですが、映像が確認できた台北では石垣島同様、金環日食まであとちょっとという感じでした。

金環日食というのは、月と太陽がぴったり重なったときに、月の周りを太陽が指輪状にはみ出て見える現象で、地球と月の距離が比較的遠い場合に限られます。

日本では8年前の2012年5月21日に各地で金環日食が見られましたが、筆者の住む横浜では曇りがちの天気で、雲の切れ間からほんの少し見えただけでした。朝の7時半頃でしたが、夕方のように薄暗くなったのを覚えています。
今回は写真を撮れなかったので、そのときの写真を載せておきます↓

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次に日本で金環日食が見られるのは10年後の2030年6月1日です。但し金環日食となるのは北海道だけで、他の地域では部分日食となります。

本州から金環日食を見るには、21年後の2041年10月25日まで待たなければなりません。(生きてるかな~)

***

どーしてもこの目で金環日食を見たいから長生きしたい、とは思いませんが、人類が火星に降り立つ瞬間は共有したいと思っています。

NASAの計画では2030年代に火星に人間を送り込むことになっていますので、それまでは、例え天国からのお誘いが来ても辞退させて頂きたいと考えています。(^_^)

NASAのアルテミス計画

NASAでは、人類を火星に送り込む前段階として、もう一度月に行ってしっかり足場を築くという計画を立てています。

人類を初めて月に送り込んだのは「アポロ計画」でしたが、今回はギリシャ神話でアポロン(太陽神)の双生児とされるアルテミス(月の女神)の名を取って「アルテミス計画」と名付けています。

www.nasa.gov

現在予定されているミッションは、

ミッション 内容
アルテミスⅠ 2020年 月を周回して帰還する無人飛行試験
アルテミスⅡ 2022年 有人飛行試験
アルテミスⅢ 2024年 宇宙飛行士の月面着陸

の3ステップに分かれています。

今回は初めて女性宇宙飛行士が月面に降り立つことが決まっています。

その後も毎年月に宇宙飛行士を送り込み、月面と月周回軌道上に人間が持続して活動できる拠点を確立し、人間による火星探索への基盤と技術などを獲得することを目指しています。

アルテミス計画とアポロ計画との違い

以前のアポロ計画では、人類を月に送り込むことが目的でしたが、今回のアルテミス計画は、人類を火星に送り込むことを視野に入れた基盤構築が目的です。

そしてアポロ計画と大きく異なるのは、米国だけでなく、国際的な協力の基に進めようとしているプロジェクトであることです。

もちろん日本のJAXAもこれに協力することが決まっています。

www.jaxa.jp

先日国際宇宙ステーション(ISS)まで物資を運んだ「HTV(愛称こうのとり)」はこれで引退となりますが、次世代の宇宙ステーション補給機となるHTV-Xと打ち上げロケットのH3は、月周回有人拠点(Gateway)への補給を見据えて開発が進んでいます。

まとめ

ということで、NASAの宇宙開発を追いかけていると、長生きして金環日食もみられるかも、というお話でした。

毎度ながらまとめ方に無理があるな~(^_^;