sora’s おいしいノート

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ネットでの情報収集時間を制限するためパソコンのアラーム機能を試す

ネットで情報収集していると、ついつい時間を忘れてしまいがちですよね。

筆者も朝の情報収集は時間を限るようにしたいと思っているのですが、ネットのリンクを辿っているとなかなか止まらなくなります。

そこで、決められた時刻になったら我に返るように、パソコンにアラームを設定することにしました。

ちなみに筆者のメインパソコンはWindows 10を使っているので、申し訳ありませんがマック利用者の方にはあまり参考にならない情報が多いと思います。

ブラウザのChromeの拡張機能に関してはマックでも使えるものがありますが、一部うまく動作しないものもあるようなのでご注意下さい。

アラームの要件

筆者が欲しいアラームの要件は次の2点です。

  1. 毎日同じ時刻に通知される設定ができること
  2. 通知を無視しても問題ないこと


2番目の「通知を無視しても問題ない」とは、通知に対して何も操作しなくても、音が鳴り止まないなどの支障がない、という意味です。

更に、アラームの通知記録が残ると後で削除するのが面倒なので、記録が残らないのがベストです。

一見簡単そうな要件ですけどね。

ちなみに筆者は普段パソコンを使わないときもモニターの電源を落とすだけで、パソコンはシャットダウンやスリープさせず常時起動させています。(バックグラウンドで動かし続けたいソフトがあるので)

従ってパソコンを使っていないときにもアラームが起動してしまうので、何も操作しなくても支障ないようにしたいのです。

Windows 10標準の「アラーム&クロック」

まず試してみたのは、Windows 10に標準で付いている「アラーム&クロック」です。

Windows 10標準の「アラーム&クロック」

この機能のアラームは、繰り返し設定は問題ありませんが、

Windows 10標準の「アラーム&クロック」の設定

一旦アラーム画面が表示されると、クリックしない限り表示・音ともに消えませんでした。

Windows 10標準の「アラーム&クロック」の通知

従って残念ながら筆者の要件には合わず、却下です。

Windows 10標準の「カレンダー」

次も同じく、Windows 10に標準で付いている「カレンダー」です。

Windows 10標準の「カレンダー」

カレンダーの通知機能では、予定を作成してその通知機能を使うことになるので、繰り返し設定も可能です。

Windows 10標準の「カレンダー」の設定

但し、毎日の予定としてカレンダーに表示されるのが邪魔です。

Windows 10標準の「カレンダー」のカレンダー表示

カレンダーの通知機能では、アラーム画面は表示されてもすぐに消え、記録も残らないようなので要件に合致しています。

Windows 10標準の「カレンダー」の通知

要件は満たしているので一応キープですが、カレンダーに表示されてしまうのが邪魔なので、他も探したいと思います。

Chrome 拡張機能の「Remi」

筆者が普段使っているブラウザは「Chrome」なので、拡張機能をchromeウエブストアで探してみました。

まずはChrome 拡張機能の「Remi」です。

Chrome 拡張機能の「Remi」

このアラームは、シンプルで使いやすく、繰り返し設定も問題ありません。

Chrome 拡張機能の「Remi」の設定

表示されたアラームも、表示・音ともにすぐに消えるのですが、

Chrome 拡張機能の「Remi」の通知

表示されている間に「Ok」をクリックしないと、管理画面に「Missed Reminders」として残ってしまいます。

Chrome 拡張機能の「Remi」の管理画面

使い勝手も良さそうなのですが、アラーム記録を消すという余計な操作を強いられるのが残念です。

Chrome 拡張機能の「Alarm Me!」

次もChrome 拡張機能の「Alarm Me!」です。

Chrome 拡張機能の「Alarm Me!」

この拡張機能は、Macでは通知がうまく表示されないようので、Macユーザーにはお勧めしません。

このアラームも、シンプルで使いやすく、繰り返し設定も問題ありません。

Chrome 拡張機能の「Alarm Me!」の設定

「Alarm Me!」で表示されたアラームはすぐに消えるものの、音は1分以上(設定可能)鳴り続けます。

Chrome 拡張機能の「Alarm Me!」の通知

但し設定でアラームの音量をゼロにできるので、アラーム音が不要な筆者にとっては許容範囲です。

アラームの記録も残さないようにできるので、いままでのなかでは一番要件に合致していそうです。

そこでしばらく使ってみましたが、以下の不具合がありました。

  • 繰り返し設定をしている場合、アラーム通知の「Cancel (delete alarm)」をクリックすると次のアラーム設定がスキップされる
  • 繰り返し設定をしている場合、アラームの起動時刻がずれていく


この拡張機能の問題なのか、筆者のパソコンの問題なのかは不明ですが、いずれにしても筆者の環境ではうまく動かなかったので使用を断念しました。

これ以外の拡張機能もいくつか試してみましたが、要件を満足できそうなものは見つかりませんでした。

「Microsoft To Do」

仕方ないのでWindows 10標準の「カレンダー」を使うしか無いかと思って設定していたところ、同じくWindows 10に標準でインストールされているタスク管理ソフト「Microsoft To Do」にも通知機能があることに気が付きました。

「Microsoft To Do」

筆者は以前「Microsoft To Do」をタスク管理に使っていましたが、通知機能があることをすっかり失念していました。

「+タスクの追加」でタスクを登録するときに、通知の日時と繰り返しの設定をすることができます。

「Microsoft To Do」の通知機能の設定

通知はシンプルな表示と標準のアラーム音のみです。何も操作しないと表示されたままですが、アラーム音が継続するようなことはありません。

「Microsoft To Do」の通知

通常のタスクと同じ扱いで、繰り返し設定されている場合はタスクを完了にして初めて次の予定がセットされます。

「Microsoft To Do」の通知機能の表示

従って「カレンダー」のような表示の煩わしさはありませんが、必ずタスクを完了させないと次のアラームが機能しないということになります。

その意味では要件を満たしていないことになりますが、どこかを妥協するしかなさそうです。

まとめ

実は紹介した以外にフリーソフトもいくつか試してみましたが、いずれも要件を満たすものは探せていません。

ということで、シンプルな要件にもかかわらず、現時点で100%満足なソリューションが見つけられていない状況。

簡単なソフトを自分で作ることも頭をよぎりましたが、時間がもったいないので、取り敢えず「Microsoft To Do」を使って行くことにしました。

「Microsoft To Do」のアラーム機能はそれだけを目的にすると手間が掛かるのですが、タスク管理の一貫として考えれば問題なさそうだからです。

「Microsoft To Do」はしばらく使っていなかったのですが、タスク管理ソフトとしては使いやすいソフトだと思うので、今後はアラーム機能を含めてもう一度トライしてみようかと思っています。

なお、筆者は試していませんが、「Microsoft To Do」はMacOSでも使えるようです。

自宅にいる時間が増えると、誘惑が多く自分に甘くなりがちですが、いかにタイムマネジメントをしっかりするかが、自宅作業の効率を上げるポイントとなりそうです。