今日の横浜市の日の出は4時56分。
晴れていたので、運動不足解消と日光浴のためにと、6時頃に散歩をしてきました。
散歩も密にならないように、早朝の"時差散歩"がいいかなと思ったのですが…
空気が気持ちよくて爽やかでしたが、残念ながら早朝の時間帯は日光が弱めですね。
ちょっと気になって帰ってから調べてみると、国立環境研究所の面白いレポートを見つけました。
このレポートによると、日々の生活に必要なビタミンDを日光浴によって摂取するために必要な時間は、顔と両手の甲を露出した条件で、12月のつくばにおける晴天正午で41分、皮膚に有害な影響を及ぼし始める時間は98分だそうです。
この前提としては、成人が1日に必要なビタミンDの量を約15mgと推定し、日本人が食物から摂取する量の平均5.5mg(厚生労働省のデータ)に足りない分10mgを日光浴で補うと仮定しています。
この時間は、場所、時期、時間帯によって変わるのですが、同研究所のサイトでは、全国15地点での紫外線観測に基づく情報を公開しています。
http://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/yokohama_climatology.html
各月の上旬、中旬、下旬のグラフも表示できますが、筆者の住んでいる横浜の情報を見ると、4月下旬の朝6時頃だとまるで紫外線効果なしであることが分かりました・・・(^_^;
皮膚の露出600c㎡(青色の曲線)のグラフで、10時頃の日差しだと15分位の日光浴が必要ということですね。皮膚に影響が出始めるのは45分くらいから(赤色の曲線)ということになります。
なおこのサイトではリアルタイムに近い測定値も見ることができるので、その日のその時間の数値も確認できます。すごい!
http://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/yokohama_exposure.html