スウェーデンの公衆衛生局を率いる疫学者アンダース・テグネル氏が、スウェーデンは「集団免疫を持ち始めた」と言っているらしいですね。
スウェーデンでは他国のようなロックダウンはせず、国民へ「ソーシャル・ディスタンス」を意識するよう呼びかける対応をしてきました。
日本と同様、比較的「緩い」対策と言えるので、状況が気になります。
WHOの集計(https://covid19.who.int/)によると、4月21日時点でスウェーデンの感染者は1万4385人、死亡者は1540人。
日本の感染者は1万751人、死亡者は171人。
感染者数は似ていますが、死亡者数は日本の方が一桁少ないです状況です。スウェーデンの死亡者が多いのは、介護施設の高齢者を守ることに失敗したことが原因だとか。
スウェーデンの人口は991万人、首都ストックホルムの人口は95万人。面積は日本よりやや広く、人口は10分の1以下です。日本と違って「ソーシャル・ディスタンス」は比較的取りやすい環境にあるように見えますね。
それにしても何を根拠に集団免疫を持ち始めたと言えるのか気になります。グラフを見る限りはまだ尚早な気がしますが・・・今後の推移を注視したいと思います。
(参考リンク)