成田詣の帰りに、というより本当はこちらの方が当初の目的だったのですが、千葉の佐倉にある国立歴史民俗博物館に行ってきました。
ここは大好きな先史・古代関係が充実してそうだったので前々から行ってみたかったのですが、その先史・古代が展示されている第1展示室が改装工事中で展示を中止していたのですね。
それがついに今年の3月19日にリニューアル・オープンし、しかも展示を担当した先生方のお話を聞けるギャラリートークがゴールデンウィーク中の5月3日に催されることを知り、この日に佐倉に行くことを決めました。
しかし、自宅から佐倉に行くにはどう行っても2時間半は掛かります。しかも博物館まではJR佐倉駅からバス15分、あるいは京成佐倉駅から徒歩15分またはバスで5分と、かなりアクセスに難があります。
ということで、結局筆者は成田詣とセットで1泊2日の小旅行を設定したわけです。
さて、京成佐倉駅に着いたのが早かったので、結局徒歩で博物館へ行きました。
博物館は佐倉城址公園に隣接した広大な敷地にあり、建物も立派でとても広かったです。
何故か博物館へ行く坂道の途中に、大分県臼杵の磨崖仏のレプリカがありました。
博物館の第一展示室では古代の人々の模型がいたるところにいました。
レプリカですが、お馴染みの土偶たちも沢山展示されています。
縄文の人々の暮らし振りが丁寧に分かりやすく説明されていました。
ギャラリートークは10:00からの工藤先生の回と13:00からの山田先生の回に参加しました。
各回とも参加者がとても多く、各展示の前でのお話なので大混雑しましたが、とても有意義なお話を聞かせて頂きました。ありがとうございました。
お昼は博物館内のレストランで、古代米を使ったカレーを頂きました。
筆者は古代カツカレー、かみさんは古代カレーを注文しましたが、カレー自体は古代カレーの方がスパイシーでした。
かみさんは辛いのが苦手だったので結局交換しましたが、どちらもとても美味しかったです。(^_^;
今回は「先史・古代」の第1展示室と「中世」の第2展示室を中心に見ましたが、「近世」の第3展示室、「民俗」の第4展示室、「近代」の第5展示室、そして「現代」の第6展示室と、じっくり見たい展示がまだまだ一杯あるので、できればまた訪れたいと思います。
帰りは博物館前から東京駅までバスが出ているのですが、15:00発の一本だけだったので、あきらめてまた成田空港に戻って、高速バスで帰宅しました。
今回の小旅行は二日とも結構歩いたのでヘトヘトでした。